Sunday, August 22, 2010

Toy Story 3

男もじょじょ泣きするくらいすごいという噂のToy Story 3を観にいった。
トイ・ストーリーが、初公開されたのは1995年だから、すでにそれから15年が経った事になる。トイ・ストーリーとともに、育った子供たちが、例えば初回作当時10歳だとして、もう25の立派な大人になっているわけである。
この15年間にアニメーションの世界は急激な進歩を遂げた。
トイ・ストーリーもその進歩とともに進化をとげ、最終作の3では、ウディーやバズが、なんと3Dとなって私たちの目の前に表れたのである。

そんな感慨に浸ってすでにノスタルジーなんかも感じつつ、久しぶりに大画面で観たトイ・ストーリー3は、細部にまでこだわりが一杯で、幸せな気分になって映画館を後にした。

日本人なら誰もが知っている(?)意外なアニメキャラが出てきて、これは全世界でヒットを狙って計算し尽くされた宣伝効果なのかと、ちょっとシニカルにとらえた私に、相棒がやんわりと「日本のアニメに対する敬意の表れじゃないかな」応えてくれた。本当かどうかは分からないけれど、そう思うとなんだか心がほっこりした。

すいませ〜ん! この3Dグラス、大きすぎるんですけどぉ?

Sunday, August 8, 2010

ナショナル・ギャラリー Exhibition

仕事やなんやらに取り紛れていて、だんだんとブログを書くのがおっくうとなり、気がついたら4ヶ月近くも放置してました。。(汗)

ロンドンの夏、といえば観光客の群れ!
Tubeは暑いし、バスは臭いし、BRは止まるし(笑)、週末にまで中心街に行く気力が欠けがちですが、先日思い切ってナショナル・ギャラリーを久しぶりに訪ねました。ただし目的は、混み合うメイン・ギャラリーでなく、無料で開かれているエキシビジョンです。

その名もClose Examination: Fakes, Mistakes and Discoveries

セインズベリー棟の地下一階、仄暗い小部屋群にてひっそりと展示されています。このエキシビジョンは、ナショナル・ギャラリーによって過去購入された「オリジナル」の「希少な」名画たちが実は精巧な偽物だったり、安く購入した二流画が実は高名な画家の作品だったという発見とか、そういった珍しいケースを、検証、立証するまでの足跡を追った珍しい企画です。
やはり一番興味深いのは、偽物をどうあばきだしたのか?という探偵小説に勝るとも劣らないキューレーターたちの活躍ぶりを目の当たりにできる、という事でしょうか。

エキシビジョンは、9月12日まで。